闇金に返済ができないこともある?
金融会社からお金を借りた時は、返済する必要があります。
お金を全て返せば借金の残高はゼロ円になる訳ですが、闇金の場合はそれが難しい事も多いです。
それは、様々な手口で完済されるのを拒否しようと試みてくるからです。
電話連絡を拒否されてお金を返せない
銀行やクレジットカードなどで借りる時は、完済すれば問題はありません。
一旦完済すれば借金の残高はゼロ円になりますから、返す義務が生じなくなるからです。
また借金の手数料は、借りている期間に左右されます。
借りる期間が長期化してしまえば、手数料の支払い総額も大きくなってしまう訳です。
そして手数料を低く抑えたいなら、完済するのが望ましいのですが闇金の場合は、その完済を拒否してくるケースが多々あります。
お金を借りている側から電話など連絡が付かない状態にし、返されるのを拒否してしまいます。
そして連絡が付かない内に、徐々に手数料が加算されて、借り入れの残高が大きく増えてしまうケースがあるのです。
銀行振り込みや完済を拒否される事も
他にも手口があります。
そもそもクレジットカードなどで借りた時は、銀行口座を活用するのが一般的です。
カード会社に口座情報を登録しておき、所定の日に口座から引き落としされる事になります。
またカードローンの場合は、金融会社の銀行口座に振り込めば、残高を減らす事も可能です。
ところが闇金の業者の場合は、その銀行口座から返されるのを拒否してくる事もあります。
銀行振り込みできなければ、業者にお金を返すこともできません。
その他にも、「完済は受け付けない」と頑なに主張してくる事があります。
そもそもキャッシングなどの残高をゼロにしたい時は、一気に返す方法もあります。
残高が10万円なら、金融会社に10万円支払えば、残高ゼロ円になる訳です。
ところが闇金の場合は、その10万円の支払い自体を頑なに拒んでくる事があります。
分割で返す事は可能でも、一気に返すのは拒否されてしまうケースもあります。
分割で返すのを繰り返している内に、いつまで経っても借金の残高がゼロ円にならない事もあります。
手数料を上乗せして返せないようにする
それと不当な手数料です。
とても返す事ができない手数料を、半ば強制的に主張してくるケースがあります。
例えば上述の10万円という残高があるので、闇金の業者に「10万円確保できたので、一気に返したい」と話したとします。
ところが業者によっては、10万円返そうとすると、法外な手数料を請求してくる場合があります。
手数料が15万や30万など上乗せされるケースも、たまにあります。
お金を借りている側からすると、25万や40万などの金額では、返す事もできません。
つまり高額な手数料を上乗せする事で、完済を拒否してくるケースもある訳です。
有名な消費者金融や銀行の場合は、上述のような手数料を請求する事は、まずありません。
上限金利も20%に制限されますから、そもそも15万や30万円の手数料は、明らかに法的な問題があります。
しかし闇金の業者は、あえてその手数料で請求してくる訳です。
上述のように闇金の業者は、様々な手口で返済を拒否してきます。
完済したくてもできず闇金への借金が続いてしまい、いつまで経っても返せない事もあります。
その具体的な手口は、闇金の業者によって異なる訳です。